頭の中のふきだまり

考えたこと感じたことを綴るブログ

小説

ツナグ 感想

辻村深月さんのツナグについて読了したので感想書きます。ネタバレ有りです。 死者にもう一度会いたい人に、一晩だけ会わせられるツナグを巡る物語。ツナグを利用する人の物語が4つあって、最後にツナグ側の青年、歩美の視点で物語が語られる流れになってい…

ストーリーテラー 感想

有川浩さんのストーリーテラーを読み終わったので感想を書きます。以下ネタバレありです。 AsideとBsideの話があり、共通してるのは、妻が作家で夫が読書家という点です。そしてAでは夫視点で話が進み妻が亡くなり、Bでは妻視点で話が進み夫が亡くなるという…

告白 感想

前から読みたかった湊かなえさんの告白について読みました。とても面白くて一気に読み終わりましたね。イヤミスと呼ばれ読後感の悪いと言われてる作品で、確かにどんどんストーリーは重くなりしんどくなりますが、劇的な復讐がなされるラストは結構好きです…

明日の子供たち 感想

有川浩さんの作品ですが、めちゃくちゃ良かったです。地味に有川浩さんの作品の中で一番好きと言っていいかもしれないです。 ネタバレ含みます。 ネタバレになりますが、この作品は実際に児童養護施設に居た方が、児童養護施設の実態を世の中に広めるべく、…

青空と逃げる 感想

青空と逃げる 感想 辻村深月さんの青空と逃げるを読んだので感想を書きます。読んでて面白かったですしサクサク読めたのですが、個人的にはもやっとした点が強すぎてうーんって感じでした。重大なネタバレを含むのでご了承ください。 話としては、夫がダブル…

東京會舘とわたし 感想

東京會舘とわたし 感想 辻村深月さんの東京會舘とわたしを読み終わったので感想を書きます。東京會舘という建物について、歴史をなぞりながら、それぞれの時代の物語を紡いだ短編集のような長編作品になっています。 東京會舘は私は知らなかったのですが、戦…

ロードムービー 感想

ロードムービー 感想 辻村深月さんの短編集。冷たい校舎の時は止まるのスピンオフ。冷たい校舎の時は止まるを読んでなくても分かるっちゃわかりますが、深みが10倍くらい違うので、冷たい校舎の時は止まるを読んだあとに読んだほうがいいです。 ・ロードムー…

冷たい校舎の時は止まる 感想

辻村深月さんのデビュー作ということで読んでみましたが、なかなかに暗くそして長い作品です。 8人が校舎に閉じ込められ、一人ずつ消されていく密室もので、アガサ・クリスティのそして誰もいなくなったに似たような構成になっていますが、いわゆる仮想空間…

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 感想

辻村深月さんの本読もうと思って、軽い気持ちで選んでみましたが、かなりヘビーな話でした。前半が幼馴染を探すみずほ視点で、後半が逃亡しているチエミ視点、最後に再会するという流れは、朝が来るみたいな構成だなと思いました。朝が来るは、不妊と養子縁…

Nのために 感想

湊かなえさんの小説、Nのためにを読んだので感想を書きます。最初に夫婦の殺人事件について、関係者の警察の取り調べに対する供述が語られ、表面上の事件概要が語られます。ただ、全員隠していることがあり、それぞれがそれぞれのNのために動いていたことが…

予定日はジミーペイジ 感想

予定日はジミーペイジを読んだので感想を書きます。うまく言葉にできないのですがすごく感動しました。 話の内容としては、そのつもりがないけど妊娠した女の人の、妊娠中の心の変化を描いている感じです。妊娠したことがわかって素直に喜べなかったり、喜べ…

星の子 感想

小説『星の子』を読んだので感想を残します。宗教にハマっていく家族を描いた作品で、宗教という題材を通して、家族の繋がりを描くこと主なテーマだった気がします。 感想 割と薄めの文庫本だったので、1日でさくっと読めました。宗教を当たり前のものとして…

小説 人魚の眠る家 感想

読み終わって数週間経ってしまったのですが、東野圭吾さんの小説、人魚の眠る家について感想を書きたいと思います。映画化もされていて、映画の評判は微妙っぽいみたいですが、小説の方はすごい良かったです。人の死とはどう定義されるのかという深い問いに…

小説 マスカレードホテル 感想

小説の方のマスカレードホテルを読んだので感想書きます。東野圭吾さんの作品で、映画化もされてますね。映画化しやすいような舞台設定のわかりやすさもありつつ、しっかりとした推理小説で読んでて非常に面白かったです。流石東野圭吾って感じでしたね。以…

ようこそ実力至上主義の教室へ 11巻 感想

よう実11巻読了したので感想書きます。相変わらず面白くて買った日のうちに読み終わりました。今回は予想通り坂柳回でしたね。あんまり坂柳は推しではなかったのですが、今回は魅力がだいぶ出てた巻だったと思います。以下ネタバレ有りです。 内容について …

クジラの彼/有川浩 感想

有川浩さんのクジラの彼を読みました。ラブコメ今昔と同様に自衛官のラブコメを描いた短編集です。空の中や海の底のサブストーリーみたいなのもあり、面白かったです。毎度の有川作品ながらさくっと読めました。それぞれの短編ずつ軽く感想書いていきます。…

海の底/有川浩 感想

有川浩さんの自衛隊三部作の海の底を読了しました。個人的には、塩の街、空の中の方が好きなんですけど、怪獣SFとしての緊迫感は三部作の中で一番あったようにと思います。ドキドキハラハラする展開が面白く、あっという間に読めました。あとがきでも書いて…

空の中/有川浩 感想

有川浩さんの空の中を読了しました。自衛隊シリーズ第2弾らしいですが、塩の街が火の玉ストレートな恋愛だったのに対して、空の中は万人受けしそうな面白さでした。この作品でブレイクしたのも頷ける気がします。 最初から最後までとても面白く、ページをめ…

塩の街 感想

有川浩さんの塩の街を読みました。人が塩になっていく災害が描かれており、SFなお話なんですけど、最後まで読んでみると、明らかに恋愛小説だったなあと思いますね。人々が塩になっていくという大災害も、ただの舞台装置でしかなくて、人の想いの強さを書く…

「ラブコメ今昔」有川浩 感想

有川浩さんのラブコメ今昔を読んだので感想を書きます。有川さんの作品はキケンだけ読んだことあるのですが、恋愛小説も有名と聞いたことがあったので手にとってみました。キケンで感じた読みやすさはそのままに、自衛隊の人達の恋愛模様が短編の形となって…

探偵ファミリーズ 感想

探偵ファミリーズ読了しました。そこそこ面白かったかなって感じです。ライトノベルかと思うくらい、コミカルというかライトな文章は人を選ぶかもしれません。個人的には読みやすかったんですけどね。短編集でありながら全編を通した謎なんかもあったりして…

世界地図の下書き 感想

最近は結構小説を読んでます。図書館で借りた、世界地図の下書きを読了したので感想を書きます。改めて表紙を見ると、この場面を描くために書かれた小説だよなあってじーんとなります。久々に小説で泣きましたね。アニメとかって音楽や演出で泣かせにかかる…

疾風ロンド 感想

またしても読んだ小説の感想です。東野圭吾の疾風ロンドを読みました。東野圭吾なので凝ったトリックがあるミステリなのかと思ってたら、ほぼミステリはなく娯楽小説って感じでした。東野圭吾だと思って読むと拍子抜けな感じですが、普通に面白かったです。…

羊と鋼の森 感想

久々に小説を読んだので感想を書きます。調律師の仕事小説であり成長を描く物語でもありましたが、非常に心に残る作品でした。吹奏楽をやっていた自分としては、音楽について思ってたことと重なる部分が多く、共感できる作品でしたね。 久々に文学的文章を読…

ようこそ実力至上主義の教室へ 10巻 感想

よう実10巻、発売日に買ってその日に読みました。いつも安定して面白いので、毎回一気に読んでしまいますね。それぞれの策略が終盤に判明していく感じが好きです。単純な話ではないので、メモも兼ねて感想を残します。ネタバレ有りです。 ○今回の試験 今回の…

俺ガイル13巻感想

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 13巻読みました。12巻から一年経ってまして、12巻の内容全然覚えてなかったので、最初まるで意味わかりませんでした。なので、12巻の内容を考察サイトとかで思い出してから読みました。 俺ガイルってここ数巻ははっ…