頭の中のふきだまり

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予定日はジミーペイジ 感想

予定日はジミーペイジを読んだので感想を書きます。うまく言葉にできないのですがすごく感動しました。

話の内容としては、そのつもりがないけど妊娠した女の人の、妊娠中の心の変化を描いている感じです。妊娠したことがわかって素直に喜べなかったり、喜べないことを不安に思ったり、妊娠についての幸せな側面でない部分をリアルな感じで描いていてとても勉強になりました。体験談かのように感じますが、創作のようです。最終的には、子供が生まれることは喜びや希望を感じられることだと、子供に早く会いたいと思えるようになった主人公になんだか感動しました。

なんかありきたりな感想ですけど、子供が生まれることってすごいことなんですよね。やっぱりそもそも妊娠すること自体、運命的なものはあると思いますし。色んな奇跡の上で、生まれてくる赤ちゃんには、キラキラしたものだけを感じるために産まれてくるという作中の表現が素敵だなと感じました。

とかく男性は妊婦さんの気持ちとかわからないことが多いので、心が不安定になったりする妊婦さんの気持ちを理解する上でも勉強になるし、感動もできる作品だったと思います。