頭の中のふきだまり

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十字架のろくにん 感想

いじめられてかつ家族も殺された主人公が、祖父から殺人術を叩き込まれ、いじめてきたやつらに復讐する話なのですが、かなりヘビーな内容です。いじめられる話はよくありますが、家族を殺されるのはレベルが違うので、ただのいじめ復讐ものではないと思います。割と関係ない人も死ぬことが多く、かなり殺伐とした展開が続きます。

復讐ものとしてはかなりエグい復讐をしていて、必ず拷問をしてから殺してます。ここらへんの徹底的に苦しめて殺すスタンスは振り切ってていいなと思います。拷問も色々とあって、一人目は皮膚をはぐ拷問、二人目はちんこを内部から破裂させる拷問、三人目は手足を引っ張る拷問、四人目はシャコに体をくいやぶやられる拷問など、見てて気持ち悪くなるような拷問が次々と出てきます。4人目までトントン拍子で進むのですが、最後の一人は次元の違う悪みたいなので、話がどのように進むのか楽しみです。

関係のない警察の人も殺害現場を見られたということで殺してたり、白河さんをやりすててたり、主人公もどんどん悪に堕ちていっていて、まさに悪として悪を討つという内容です。悪として悪を討つというと、装甲悪鬼村正とか思い出しますね。唯一生き残った弟や祖父が殺される展開が待ってるような気がして、後味の悪いラストになりそうな予感がします。

このヘビーな内容はマガジンっぽいというか、ジャンプではあんまり見ない気がします。進撃の巨人とか、マガジンは昔から衝撃的な展開とか、超えちゃいけなそうなラインを超えるストーリーが割と許されてる気がしますね。

復讐ものを色々と読んでましたが、個人的には最近で1番好きな作品でした。