モンテッソーリ教育について学びたいなーと思い図書館で借りた本です。本というより雑誌に近い本で、写真や図がいっぱいあってわかりやすいです。本格的な説明は少ない気がしますが、なんとなくモンテッソーリ教育について知りたかった私にとってはよかったかもしれません。
モンテッソーリ教育についての私の理解は、子供は発達するための生まれながら能力を持っていて、環境を整えてやれば自ら学習していくということでしょうか。子供は自らできることは自分でやりたいと思っているし、大人がやることも手伝えることは手伝いたいと思っているけど、道具や環境が子供がやりやすいようにできていないと、子供が自主的に動くようにするのは難しいということだと思います。いくつか大事だなと思ったことがあったのでまとめておきます。
・子供が使いやすい道具をつかう
例えば箸だったり包丁だったりポットだったり一般的な道具は大人用に作ってあって子供にとって使いにくいものであることが多いです。子供用の小さめの道具を用意してあげることで子供も家事に参加できるようになるのだと思いました。それが環境を整えるということなのかなと思います。
・やり方を丁寧にみせる
子供にとっては服を着ることやボタンを留めることも難しいことです。なのでゆっくり手順を見せて丁寧にやり方を見せることが大事です。大人でも初めてやることはぱっと見ただけじゃできないと思います。また、できなくても怒ったりせずゆったり待つことも大事ですね。
・散らかる前に誘導する
散らかしたあとに片付けなさいと怒っても、どこからどう片付けたらいいか子供としては対処が難しいです。実は子供は秩序だっている状態を好むので、秩序がめちゃくちゃになってしまう前に、一つ一つ使わないおもちゃは片付けようねなど声掛けするのが大事です。
・いやには色んな意味がある
子供はいやいや期にいやということが増えますが、いやには色んな意味があります。難しいとかやりたくないとかなんとなくやだとかできないよーとか子供を観察して難しいと思ってそうなら丁寧に教えるなど対処法が変わっていくのかなと思います。
この本は割とカジュアルな内容だったので他にも読んでみようかなと思っています。