頭の中のふきだまり

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ジュラシックワールド 炎の王国 感想

昔見た映画の感想を書きます。ジュラシックワールドの続編ですね。ジュラシックワールドが崩壊し恐竜たちの縄張りとなった島において、火山の噴火が発生するため恐竜たちを助けようという話でした。

正直、前回とはかなり内容が変わっていて、島にいる時間はめっちゃ少ないです。炎の王国というタイトルだったので、噴火が迫る島での話がメインなのかと思えば、恐竜を密猟するやつらがメインの話でした。結局恐竜を利用して金儲けしようとする奴らは案の定食われるのですが、ラストでは子供が恐竜を世に放つという展開になります。このラストが衝撃的で感想書いておこうという気持ちになりました。恐竜を放つことでおそらくかなりの人類の命が奪われるわけで、その責任をあの小さな子供が背負ってしまう結果になったのはシンプルにエグいなと思います。大人は恐竜を放つことが何を意味するか分かっているから泣く泣く見殺しにしようとしたわけですが、子供はどういう影響があるかなんでわからなくて、ただかわいそうだからということで恐竜を世に放ってしまったわけですよね。子供が成長したらその責任の重さを感じてしまい、おかしくなっちゃいそうです。ただあの女の子はそんなこと思わず自分の行為を正当化しようと自己催眠みたいなのをかけて、恐竜市場主義というか、人類が少し減っても恐竜が生き残るべきって考える大人になりそうです。そこらへんも続編が楽しみです。

また、ジュラシックワールドというタイトルは、ジュラシックワールドというテーマパークを意味していたのと同時に、世界自体が恐竜たちの世界になるという意味でジュラシックワールドというタイトルになっていることが分かってなるほどと思いました。タイトル回収が鮮やかな作品は結構好きです。。

最後に、炎の王国と日本語のタイトルつけたやつのセンスのなさエグいなと思います。中身見たのかよって感じですね。原題がfallen kingdomなのに何故炎の王国にしたのか謎ですね。この原題が、恐竜たちの島としての王国の終焉と、人類が支配する世界という意味での王国の終焉の2つの意味を持つ面白いタイトルなのに、なぜその良さを消したのか、全くもって理解できない。でもあれですかね、世界同時公開とかだと宣伝期間の前からタイトル決めないといけないわけで、まじで中身見ないでタイトル決めないといけないんですかね。だとしたらかわいそうですね。

続きが気になる終わり方したので続編というな完結編はみたいなと思います。ただたぶん金曜ロードショーを待つんだと思います。