頭の中のふきだまり

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【アニメ感想】Fate stay night Heaven’s Feel 1章:とにかく丁寧でHFへの愛を感じる

fate HFは私が今最も楽しみにしているコンテンツでして、一昨日いよいよ2章が公開されましたね。もはやこの映画を見るために生きていると言っても過言ではないほどに期待してます。2章も絶対見に行きたいのですが、その前に軽く1章のおさらいをしておこうかと思います。1章を見にいった時はブログはまだやっていなく、記事にしてなかったので、先日の大晦日放送を見ての感想を書いていきます。

 

○シナリオ

まず驚いたのが、最初、桜との昔話にだいぶ尺とってたとこですね。HFは桜の話であり、桜の士郎に対する想いを深く描くため、このような展開だったのかと思います。ただ単にシナリオをなぞるだけの映画化ではなく、桜という人物をしっかり描こうとしている、桜への愛が溢れた映画化になってるなと感じました。

HFの原作をやった時は、8割くらい読んでてしんどいというか、苦しみばっかりの鬱々とした話だった印象があります。映画でも、中盤以降は原作の不気味で狂気じみた雰囲気がとても再現されていたと思います。最初が桜との平和な日常だったので、中盤以降苦しみに転がり落ちていきそうな雰囲気が対照的でした。

あとは、アニメUBWと被っているところがばっさりカットされていたのは英断だったのではと思います。学校で士郎が殺された後、凛が士郎を助けるシーンとかはUBWでは必須な重要シーンですが、HFでは確かに描写の必要性ないですね。桜と士郎の関係に関することだけ抽出して、丁寧に描いている感じがしました。描きたいことが明確になっていて制作者の意思を感じますね。

 

○戦闘シーン

戦闘に関しては、がっつりとしたものはランサーVSアサシンだけでしたが、このバトルシーンは半端ない動き方でしたね。やっぱufoすごいなってなりましたし、ufoの本気を見た気がします。ufoの戦闘シーンはサーヴァントの戦いの凄まじさをまざまざと見せつけてくれますね。

 

○ED曲

歌い手はUBWでも主題歌を歌ったAimer、作詞作曲が梶浦さんということで、HFの世界にぴったりな曲でしたね。この曲では、桜の士郎への想いがストレートに歌われています。曲調は流石梶浦さんといった感じで、ちょっとヤンデレの兆候がありつつ、ヤンデレ化する前の桜の切実で切迫した気持ちが表現されていると感じました。

 

1章はセイバーがやみのまされるまででした。2章の後の展開はついに桜が闇堕ちし、ますます胃が痛くなるような話になるはずです。辛くなる展開が待っていると思うので、心して見に行きたいなあと思います。