頭の中のふきだまり

考えたこと感じたことを綴るブログ

日本の将来ってそんなに悲観的なものだろうか

ネットとかマスコミとかの記事を見ると、日本の将来は暗いとか絶望的だみたいな意見を見たりすることがあるのですが、そんなに日本の将来ってひどいものかなぁと思います。

そういう話の文脈ってだいたい、日本は欧米に比べてここが悪いとか、北欧はこんなに素晴らしいとか、中国と比べても技術導入が遅れてるみたいな話で語られることが多くて、たしかに賃金が低いとか、自由に意見できる風土がないとか、IT導入が遅いとか色々と良くないところもあるかもしれないですけど、だからといってそんなに絶望しなくてもって思ったりします。

日本にもいいとこはたくさんあると思うんですよね。例えば、飢え死にするリスクは低い、治安もいい、基本的な言論自由がある、教育の機会は与えられているなどですね。

ロシアや中国では、国のやってることが違うと思っても批判できないですし、そもそも情報統制されてるので一種の洗脳のような状態だと思います。いや、日本も情報統制されてるとか陰謀論を叫ぶ人もいますが、少なくともネット上の情報は規制されておらず、欲しい情報は自分で手にすることができますよね。

私の個人的な意見ですが、自分の人生なんだから自分に責任が生じるのは当然だと思うんですよね。

国になんとかしてもらうという姿勢は違うんじゃないかと思うんですよね。ある程度制度は整っているので、その上でどう生きるかは自由ですし、今の自分の状況って基本的には自分がしてきた選択の上に成り立ってると思うわけです。

もちろん、少子高齢化問題で将来年金もらえるかとかもあるけど、基本は自分で資金は用意するべきなのかなと思ってます。自分の人生なんだから国に責任を負わせるのは違うと思います。もちろん払った年金が帰ってこなかったらメチャ切れますけどね。

色々書きましたけど、ある程度自由が保証されていて自分の人生を自分でデザインできる環境にある人が多いという点で、日本は世界で見れば恵まれた国だと思うんですよね。

もちろんこれは私自身がある程度恵まれた身の上だから育まれた考え方であって、自分の力ではどうしょうもないような教育の機会すらない家庭環境で育ってしまった人もいるかもしれません。家庭が貧しいから大学も高校もいかせられないと言われた人もいるかもしれません。ここらへんの問題には詳しくないのですが、奨学金という制度はあるわけで、全く教育の機会が与えられないという人は少ないのではないかと思います。ネットに情報がたくさんある世の中になってきたので、勉強の意志がある人は勉強できる世界になってきていて、つまり、教育の格差も埋まりやすい世界になってきたと思います。

私は日本が好きです。世界の端っこで、独自の文化を育んできたこと、色んな世界の文化を取り込む懐の広さがあること、面白い国だと思います。国の成長は止まってきてるけど、それでいいじゃんと思うんですよね。ある程度平和で治安がいいこと、それだけでも世界に誇れることだと思います。ただ、安倍さんは撃たれてしまったように、その治安という部分も変わっていくかもしれないので、そこは守ってほしいと思います。