頭の中のふきだまり

考えたこと感じたことを綴るブログ

劇場版呪術廻戦0 感想

 

 

呪術廻戦の映画を見てきたので感想を書こうかと思います。全体的なクオリティが高くて映画館で見て満足できる作品でした。

一応原作を読んでいたので話の流れは知っていたのですが、漫画で一冊の内容を90分近くにまとめているので、結構丁寧な作りになっていたと思います。ファンサービス的なものもあるかもですが、原作では描かれていない京都組だったり、七海の戦闘も少し描かれていて良かったです。

テレビアニメシリーズでもそうでしたけど、戦闘描写のクオリティが高いでよね。画角がぐりぐり動いて躍動感がある戦闘シーンになってると思いました。最後の乙骨対夏油のシーンは特に迫力あって映画館で見るとより満足できる作画になっていると思います。

この作品のテーマの一つは乙骨の成長と乙骨と里香ちゃんの関係ってところですよね。最初弱々しくて自殺しようとしている乙骨ですが、仲間を守るために戦う人間に成長していて、その過程がよく描かれていました。弱い乙骨と強い乙骨の表現という部分では、緒方恵美さんは流石だなと思いましたね。

また、里香ちゃんについては花澤香菜さんが演じていましたが、花澤香菜さんは化物語の撫子など狂気じみた演技もハマるので、呪霊としての里香ちゃんの演技も良かったですし、優しい女の子である折本里香としての演技も良かったです。

呪術廻戦は間違いなくアニメの続編がありそうなので楽しみです。そういえば新刊も出たみたいですね。原作もまだまだ続きそうで楽しみなコンテンツの一つですね。