頭の中のふきだまり

考えたこと感じたことを綴るブログ

心を病んだ件

前ちょっと書きましたが、去年心を病んでいて病院に通院してました。これまでも何回か心を病んだことがあってこれまでの経験だったりを書き残しておきます。

 

■心を病むとはどういうことか

心を病むという状態って定義する事が難しいと思います。症状の名前としては、適応障害うつ病、軽症うつ、抑うつ状態などがあって、うつ病はかなりポピュラーな病気として世の中に受け入れられてきたと思います。共通したこととして、なにかストレスがあって、それに対して、精神的、肉体的に大きな影響が出てしまう状態をさす気がします。ただ気が落ち込むという程度から死にたくなってしまう状態、さらに死にたいとすら考えられない状態まで、様々な症状がありますが、それを定性化、定量化するのが難しく、症状を捉えるのが難しいと思います。また、なかなか患者としても全てを先生に話す事が難しいと思います。死にたいんですとか思ってても僕は、先生にも言えませんでした。だから症状を把握してもらうことが難しく、あなたはなになにという病気ですってわかりやすく言ってもらえないんですよね。

もちろん、寝れなくて食事も取れない、会話も成り立たないなど明確に危ない症状があれば分かりやすいですが、そこまでになる前に僕は病院にいきました。

自分は今回は、抑うつ状態と診断され、うつ病にまではならずにすみました。うつ病の手前の状態って感じでしょうか。

 

■今回の経緯

今回の経緯としては、部署が変わって慣れない環境のなか、上司から報告で叱責されることで会社に行くのが辛くなったって感じです。

病院に通いながら軽い薬を飲みつつ頑張りましたが、限界を感じて休職しました。今は業務内容を変えてもらい、ストレス低めに過ごせています。

周りも辛いながら頑張っているのに、頑張れない、うまくできない自分を責めたり、なんでこんなに心が弱いんだろうと消えてしまいたくなってしまって、死にたいと思うことも何度もありました。出社したらトイレで吐いたりしてました。どうしたら死ねるか、首をつるならどこで何を使って吊るのか考えてしまったり、実際に会社のトイレで首を吊ろうとしたこともありました。家の風呂で首を吊ろうとしたこともありました。そこまで行って、もう限界だ、このままだと本当に死んでしまうかもしれないと感じ、休職することにしました。

 

■過去の話

昔にも、中学の時と大学院の時に心を病んだことがありました。

中学は部活の顧問が苦手で、部活に行くのが嫌になって、部活をサボってる自分が嫌で自分を責め続けてたと思います。毎日消えたいって思って世界が早く終わんないかなっていつも思って絶望してました。今思うとつまらんことで悩んでたなと思いますが、その当時は本気で辛かったし、友達という友達もいなかったので誰にも相談できなくて辛かったですね。結局親に部活行ってないことがバレて、違う部活に入ることで、辛い状態からぬけだせました。

大学院の時は、研究室でわりとキツめに言ってくる先輩が怖くなってしまってそれにより病みました。研究の結果がでづらかったので、終電までやってたりとかもあり、日々追い詰められており、それに加え、先輩の圧が強かったために心を病んでしまいました。大学行ったらトイレで吐いてたし、どうやったら死ねるか調べたりしてました。毎日死にたいと思いながら、病院通いつつ、薬飲みながらなんとか卒業しましました。会社に入っても自分はだめなんじゃないかとか不安でしたが、幸いに入社して数年は死にたいほど辛いと思うことはなかったですね。

 

■どんな時に心を病むか

過去の経験から共通したこととして、やっぱり人間関係というか、合わない人とコミュニケーション取らないといけなくなると辛くなるのが自分の習性のようです。3回死にたくなった時期がありますが、全て人が原因となっています。

だいたいこの人無理っぽいってすぐにわかるのですが、そこで環境を変えられずずるずる行ってしまい病んでしまうパターンになってしまっています。

今後こういったことを避けるべく対策を考えたいものです。

 

■病んでしまったらどうするか

まず心を病み始めたらどうするか。ストレス源から離れるのが一番だけどそうも行かないことが多いですよね。今回は、休職することで死にたいと思うことはなくなりましたし、環境をかえて助かることができました。これって、休職したいですと自分から言い出すことで状況を変えることができたんですよね。助かろうと動かないと状況は変わらないですし、勝手に誰かが助けてくれることってまずないです。

環境を変えられるように動くこと、心が病みきって何もできなくなる前に自分から動くことが必要だと思います。実際に上司に打ち明けるときはものすごく緊張しました。吐きそうでした。それでも勇気を持って相談してみることで助かることができたんだとおもいます。

 

■予防について

正直、今後も心を病むことがありそうなのでできるだけ予防していきたいんですけど、なかなか自分の心自体を強くすることって難しいと思います。性格は変えられないし、つらいと感じてしまうことを感じないようにすることってやっぱりできないとおもいます。もちろん、色々な楽になる考え方みたいなのは色々な本に書いてあって、今まで読んだこともあるけど、実際に心が落ち込んでしまうと理論ではどうしょうもない部分もある。ただ自分は弱いから無理と諦めるのは自分に対して無責任だと思うのでなんとかしたいと思います。

自分の経験から反省するところとしては、環境を変えれる人、会社の場合は上司と相談できる関係を築くことが大事なのかなと思います。そして、些細なことでも相談してみること。

その上司がストレス源になってる場合はその上の上司だったりとにかく話しやすい人を見つけておいて、なんかあったら相談することが大事なのかなと。

特に、誰にも相談できない状態は危険です。自分だけで抱え込んでしまうと、どんどん自分を責めて辛くなります。相談相手を持っておくことが大切ですよね。

 

■むすび

何回か体験してますが、正直どうしたら予防できるかまだわからないです。また心が病んでしまうかもしれないと不安になります。でも自殺は選びたくない。納得できるまでは生きていたい。そう思っています。