頭の中のふきだまり

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俺ガイルアンソロ2 オンパレード 感想

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俺ガイルアンソロの2冊目、オンパレードについて、感想書いてきます。特定のキャラに絞らなくて、まさにアンソロって感じでした。


・やはり千葉のハイラインはまちがっている 白鳥士郎

八幡が葉山と戸塚と一緒にサッカー観戦しに行く話。そういや千葉にジェフってチームあったなあってなった。葉山が変に熱くなる回でしたね。アンソロだと葉山がちょっとおかしくなってる話が結構あった気がして、割と葉山愛されてるんだなってなりました。しかし、ジェフの昔は強かったけど今は微妙な感じが、俺ガイルの残念な感じと似てるような気がしますね。


・義輝の野望・全国版 伊達康

材木座のメイン話。材木座が奉仕部に相談にくる前までの話で、八幡との出会いとかが書いてありました。かっこよく言うと材木座zero的なエピソードですが、特に印象に残った感想はない感じですね。材木座に関しては、好きでも嫌いでもないです。


・思いのほか比企ヶ谷八幡の受験指導は的を得ている 田中ロミオ

田中ロミオさんはクロスチャンネルとかのエロゲ時代しか知らないので、バイオレンスなイメージ強かったのですが、普通にラノベっぽい文体で、普通に面白かったです。話としては、小町の友達に勉強を教えることになった八幡だが、教わる立場の奴らがだらだらし始めてしまうという内容でした。そこでとった八幡の策が、よりだらだらしまくる奴を演じてあいつみたいになってはいけないと思わせるという策で、自分の地位を下げることで問題を解決するお馴染みの手法でした。いつも通り、周りに蔑まれる八幡ですが、それでも、小町は理解してくれてる感が良かったですね。原作にあっても遜色ないような話だったと思います。


平塚静と比企ヶ谷八幡のある休日の過ごし方 天津向

平塚先生とラーメン食べに行く話。蒙古タンメンにめっちゃスポットがあたってました。作中に出てくる船橋店は自分も行ったことあったので、実際に行った場所が作品で出てくると少し嬉しいですね。そして、久しく蒙古タンメンを食べていないので、久々に蒙古タンメンを食べたくなる話でした。


・ぼくのかんがえたけんぜんなはやはち 丸戸史明

丸戸文明さんは個人的にかなりビックネームなので、どんな話なんだろと期待して読んだのですが、同窓会で再会したはやはちが、喧嘩しながらイチャつく話でした。原作だったらここまで分かりやすく、はやはちがイチャつくことはないので、海老名さんが書いたのではないかと思うくらい、妄想爆発な雰囲気でしたね。俺ガイル読者は男が多いと思うので、あんまりはやはち推しの人はいない気もしますが、好きな人には刺さった作品でしょう。


・やはり妹さえいればいい。 渡航

だいぶ記憶がないのですが、川崎弟こと、川崎大志が小町率いる新生奉仕部に対して相談しにくる話でした。相談内容は、どんな部活に入るべきかという内容で、今までソフトテニスをやってたけど、姉が受験勉強で忙しくなるから家のことを手伝うために、ガチじゃなさそうな部活がいいんだけど。。といった感じでした。最終的には、小町の案で京華を使って家族に遠慮させないように、大志を誘導するという結末でした。小町の妹目線で兄を見守ってきた感じが出てた話になってて、なんだかほっこりする回でした。

 

オンパレードの感想でした。原作と似てる感じがして、田中ロミオ氏の話が1番好きだったかもですね。残りのアンソロの感想もいずれ書きたいです。