頭の中のふきだまり

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龍が如く 極 感想

ジャッジアイズが面白かったので、極道ものに興味が出て、手を出してみた作品です。ジャッジアイズの方がシナリオが凝ってたかなとは思いますが、最後のほうはシンプルに熱くなれる感じで良かったですね。バトルアクションもそこそこ面白く、やって損はしなかったかなとは思います。

 

シナリオ

刑務所に服役していた桐生が、母親を探している女の子と共に、神室町でヤクザの抗争に巻き込まれていくような話ですね。シナリオは割とシンプルで、終盤に出てくる神宮が諸悪の根源って感じでした。神宮は、金と権力のために、昔の女と自らの子供を殺そうとするという有り得ないくらいのクズで、ここまでのクズが悪役だと全部こいつが悪いって感じで話がシンプルになりますね。

遥を守っていた桐生ですが、結果的に愛した女の子供を守っていたということでしたね。そのような表現はなかったと思いますが、遥に由美の面影を感じていたところもあったのかもしれません。

桐生がヤクザと戦っていくので、熱いバトルが繰り広げられていくわけですが、中でも1番印象的だったのは、桐生と錦山が最後に戦うところでしたね。ただ、個人的にはシナリオとして、錦山がダサすぎるように思えました。桐生と比較されてディスられ続けたせいで悪に落ちたのはかわいそうですが、親友に罪を被ってもらって、その後も子分を制御できず、妹も助けられないという事実だけ見ると情けない感じがしました。そのせいで、なんとしても東城会のトップを取り、桐生と周りを見返してやるっていう気持ちだったんでしょうが、やはり桐生に対して謝罪する男気は必要な気がします。まあ、桐生が進んで罪を被っていってたので、本人が言うように、錦山が背負うべきものを自分で背負ってしまった桐生も悪かったと思います。

 

アクション

基本はステゴロで殴り合うスタイルのバトルアクションでした。バトルスタイルが4つあって、スタイルを変えながら戦っていくのは面白かったですね。最初堂島の龍スタイルが弱いことを理解せず、桐生めちゃくちゃ弱いやんって絶望しかけましたが、スキルを伸ばしていくと普通に戦えるようになっていって面白かったです。基本的にチンピラスタイルでボタン連打すれば大体いけちゃったりしますが、壊し屋でバイクで殴ったりも雑魚達相手に強いですし、ボクシングスタイルもパラメータが上がると、大体敵の攻撃を避けられるので、強敵相手によく使ってました。堂島の龍は虎落としがめっちゃ強いですが、タイミングが見え見えの時しか使えずあまり使いこなせなかった感じでした。

バトル以外にもミニゲームなんかも結構あって、かなりボリュームがありましたが、ポケサーとメスキングはある程度やりました。ポケサーは案外奥深くて面白かったですね。強くしすぎるとコースアウトするので、バランスを取るのが大変でした。結局、自分で試行錯誤するのが面倒になって、ネットの情報でクリアしましたが、それでも面白かったですね。

メスキングは目の保養的な要素もありつつ、基本は運ゲーですが、地味に戦略性もあったりしてゲームとしてもちょっと面白かったです。ジャンケンベースなので、運要素が強いですが、相手の手を読んで勝ったときは気持ち良くなれます。


個人的には、シナリオはそこまでって感じでしたが、アクションは楽しく、ミニゲームも結構あったりで、結構遊べるゲームだと思います。超絶面白い!とはなりませんでしたが、まあ悪くないかなって感じでした。