前に金ローでやってた翔んで埼玉の感想です。ただの埼玉ディスり映画と思わせといて、意外な終わり方をするところが印象的でした。コメディとしても面白く、案外重層的なシナリオだったところも面白かったです。
感想
去年かなり話題になって少し興味はあったのですが、映画館で見るほどでないかなと思っていた作品。たまたま金曜ロードショーでやってたので見てみました。個人的にはくだらねーって感じがツボで結構笑えた作品でした。このくだらない作品によくガクトが出演したなあって気がします。でもガクトってこないだすべらない話とかもでてたし、コメディも結構好きな人なんですかね。
話としては、ラジオから流れてきた都市伝説として話が進んでいくわけですが、最終的には埼玉の組織の者が埼玉の良さを広げるために作った話ということでした。そして、埼玉解放戦線という組織は実際に存在しているみたいな終わり方は、単純に終わらない感じでおもしろかったですね。
手酷く埼玉をディスる内容ですが、完全にフィクションであることから、批判を躱すことができますし、また、最後に埼玉を上げるためにあえて埼玉をけちょんけちょんにディスる内容になっていた気がします。最終的には埼玉を称えるような内容で、埼玉をアピールする話としても、全体的な話としてもなかなか上手い話にしたなという感想でした。
メインの売りである、ぶっ飛んだ埼玉ディスりも面白かったです。埼玉だけでなく、千葉も間接的にディスられてて、千葉と埼玉の足の引っ張り合いというか、泥仕合のようなディスり合いが面白かったですね。川を挟んでお互いの有名人の旗を上げ合うところとかめちゃくちゃくだらなくて結構好きでした。ただ途中からくだらなすぎて、特に終盤は、なんかみんなで叫びながら走ってる絵が続いて、一体こいつらは何がしたいんやって気持ちにもなりましたね。
そんな感じで、終盤見ててダレる感じでしたが、最後は意外な感じで終わるので見終わった後になかなか面白いやないかと思える感じの作品でした。
なんかめっちゃ短い感想になりましたが、見て面白かったのは確かだったと思います。