頭の中のふきだまり

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劇場版カイジ2 感想

金ローでやってた劇場版のカイジ2の感想を書きます。パチンコだけで2時間割と飽きずに見れたところは結構すごいと思いましたね。以下ネタバレありです。

 

感想

ざっくり言うと、地下の労働施設に戻ったカイジが、外出中に仲間も解放できるだけの金を掴むために、裏カジノのパチンコである沼に挑むというストーリーでした。

前回トネガワに勝ったはずが、2の最初では何故か地下に戻っています。(何故地下に戻っているかはさらっと触れられてた気がしましたが忘れました)最初に地下の賭博にてハンチョウのイカサマを見破り、外出権を手にしたカイジですが、トネガワの手引きにより沼に出会います。今回は前回敵だったトネガワが気付いたら普通に仲間になってて、漫画でよくあるやつだなって感じましたね。

沼ではパチンコのイカサマを破ることがメインで、前回にあった駆け引き的な要素はあまり感じられませんでした。ただ、パチンコのイサカマの破り方とかありえない感じが面白かったです。建物ごと傾けてあるというイカサマに対して、逆に建物を傾けてやるという、大胆なやり口が面白いですし、玉が詰まることでどんどん球がクルーンに溢れていくさまは、なんだこれって感じで可笑しかったですね。

さらに風を吹かすことで玉を入れさせないというイカサマはもはや堂々としすぎてて、笑いが止まりませんでした。そしてそのイカサマも、玉の圧倒的な物量で押しつぶすというゴリ押しな攻略方法は、なんともカイジらしいと感じましたね。弱者の力を合わせて、強者を倒すという構図が爽快でした。

最終的にはトネガワに金の取り分を取られるという、1と同じような終わり方をしましたが、大金はカイジに似合わない気がしますし、やっぱりなって終わり方でした。続編の映画は評判悪いみたいですが、話としては原作も続くみたいなので、なんかしら借金を背負い続けるのがカイジの人生なのかもと思います。

 

漫画原作で、漫画らしいとんでも展開だったり、キャラの漫画っぽさとかもあるんですけど、実写映画としてはそんなに漫画っぽさが気にならなくて、普通に面白く見てしまいました。ただ、続編のFinal Gameは評判が悪いみたいですし、見る気はないかなって感じですかね。