頭の中のふきだまり

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 1巻

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よう実の2年生編1巻読みました。やっぱり面白いですねー。安定の清隆の強さで俺つえーを感じることができます。これからどんどん清隆の実力が明らかになっていきそうですね。以下ネタバレありです。

 

 

ホワイトルーム出身者とは

前巻でホワイトルーム出身者との対決は早々に決着がつくみたいなことがほのめかされていた気がしますが、とりあえず今回は明かされませんでした。というか、2年生編での想定される山場は対ホワイトルーム生と対南雲だと思うので、ホワイトルーム出身者はそう簡単に明かされないような気がしてます。2年生の中盤まで引っ張るような気がしますね。

現状、七瀬翼がかなり怪しい感じで描かれてます。一人称が時々ぼくになったり、清隆に対して意味深な態度を取ったり、最後清隆に嫌悪感を示していたところなどが今のところの伏線ですよね。このまますんなり七瀬翼がホワイトルーム生である可能性もありますが、それだと分かりやすすぎるような気もしていて、なんとも言えないですね。七瀬翼がホワイトルーム生だとしたら、清隆がどんな人物かどうか、自分が戦う価値があるかどうか見定めるために、とりあえず宝泉に仕掛けさせてみたというシナリオが成り立つような気がします。ホワイトルーム生は清隆に対して、ほんまに清隆強いんかいなという疑念だったり嫌悪感があると思うので、ある程度清隆に探りをいれたり、接触している七瀬翼がやはり最有力候補と感じます。

とりあえずホワイトルーム生でなさそうと感じたのは、宝泉、天沢、八神ですかね。宝泉がホワイトルーム生だったとしたら、今回のようにあっさり清隆に負けることはない気がします。天沢に関しても清隆にすんなりしっぽを掴まれるところがあるので違う気がする。八神は櫛田回にメインで出てくるキャラと予想してますね。モブっぽく出てきた、椿と宇都宮は情報が少なすぎて判断出来ないですかね。2年生編になって、今まで通り単純に戦うのではなく、人狼的な推理要素を入れてきたのは面白さをupさせてると思いますし、さすが衣笠さんだと感じました。

また、2年生になり、1年生の間で清隆に2000万ポイントというクレイジーな懸賞金がかけられることで、1年生全員が敵になる展開になりました。月城的には、ホワイトルーム生をうまくコントロールできなかったので、なりふり構わずやってきた感じがしますね。しかし、4月中に退学させると言っておきながら普通に失敗してる月城は口だけで無能な印象ですね。月城はすでにホワイトルーム生をコントロールできてないので、最終的には清隆とホワイトルーム生が結託して月城に勝ってから、清隆対ホワイトルーム生という流れも考えられる気がしてきました。ああだこうだ予想しましたが、なんにせよめちゃくちゃ面白いので次巻が楽しみです。

 

今回の軽井沢さん

途中まで、軽井沢さんの出番が一切なく、気配すらなかったので、清隆は付き合った瞬間塩対応になるクズ野郎かいなとハラハラしましたが、ちゃんと軽井沢さんの出番があってよかったです。隠れて女の子を部屋に連れ込んだ清隆に対して嫉妬するところとか清隆への想いの強さが出てましたね。清隆の頼みで色々動いていたり、清隆と一緒に勉強してたり、これまでと変わらず清隆との信頼関係が見て取れて良かったです。

また、佐藤さんに打ち明けるシーンも良かったです。軽井沢さんは清隆への気持ちを誰にも共有できず一人で隠してきたと思うので、同じように清隆の魅力が分かる佐藤さんに想いを打ち明けることができて、好きな人の好きなところを共感できる人が出来たのが軽井沢さん的には嬉しかっただろうと思います。

最終的に軽井沢さんと清隆がどうなるのかというところがこの作品の見どころの一つでもあると思ってるので、今後も軽井沢さんとの絡みが楽しみですね。

 

今回の感想はこんなところですかね。次は5月くらいでしょうか。待ち遠しいです。とりあえずトモセシュンサクArtWorksほしいですね。次巻までにこれまでの巻を読み直すのも面白そうです。