頭の中のふきだまり

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名探偵コナン 天空の難破船 感想

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ちょっと前に金曜ロードショウで名探偵コナン天空の難破船を見たのでその感想を書きます。

 

コナン映画らしく娯楽映画として普通に楽しめましたね。飛行船がハイジャックされたときのコナンくんのスニーキングミッションぽさだったり、推理というよりアクション系のアニメとして楽しめる感じでした。

推理的には、蘭が発症した時点で、蘭が死ぬわけないのでウイルスは嘘だってなんとなく予想がつきましたね。

キッドとの共闘も少しありましたが、コナンくんを助けた以外は、本筋ではそんなにキッド目立っていなかったかなあという印象です。対テロリストが本筋にあって、その意味ではキッドは補佐的な役割でしたね。蘭に新一と誤認させるところがキッド的には1番の山場って気がします。最後は漁夫の利的な感じでキッドの映画って印象ではありませんでした。

ほかに微妙だったところとしては、犯人の動機が肩すかし感があったところですかね。研究所襲ったり、飛行船ジャックしたりなど、あれだけ大掛かりなことをしておいて、狙いは仏像の窃盗ってだいぶしょぼい気がしました。なんらかの犯人の主張があるのかと思いきや、犯行リスクに対してリターンが金だけかよってところはがっかり感がありましたね。

また、ラストが割とあっさりな終わり方で、最近の映画に比べたら最後は割りかしあっけないと感じましたね。サッカーボールを膨らませて、飛行船のバランスを崩すという、最近の映画のラストに比べたら地味な終わり方でした。最近は爆発があったり、隕石が降ってきたりとかとにかく絵が派手な印象だったので、それに比べて、もう終わりかって感じでした。映画コナンは推理要素が弱まるので、アクション要素が強まってる傾向ですよね。

 

なんだかあんまり感想が思いつかないのでこの辺りで終わりたいと思います。微妙なことを書きましたが、普通に面白かった映画でした。金曜ロードショウでサクッと見るにはいい感じですね。