頭の中のふきだまり

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えいがのおそ松さん 感想

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えいがのおそ松さんを見てきました。狙ったわけではないのですが、舞台挨拶付きだったのでそれもあわせて、書きたいと思います。ネタバレありです。

 

あらすじ

 二十歳を過ぎてもクズでニートで童貞の松野家6兄弟。ある日訪れた、高校の同窓会。再会した同級生たちは、社会人として生活する、ちゃんとした大人になっていた。ごまかしきれず、冴えない自分たちの現状を曝されてしまった6つ子たちは、そっと家路に着く。すっかりやさぐれて酒をあおり、眠ってしまったおそ松たち。翌朝、目覚めた彼らが目にした光景とは…

テーマ

最後湿っぽい終わり方をするのと、結局何が起こってたん?みたいな疑問がありつつな感じで終わるので、賛否あるんじゃないかなと思います。でも個人的には面白かったですし、終わり方も好意的に解釈してますね。

高校生のおそ松たちと今のおそ松たちを結ぶ物語で、ダメでもちゃんとしてなくてもええんやでみたいなのがメッセージになってたとも思いますが、一番のテーマは視聴者目線でのおそ松たちへの感謝だったのかなと思います。

六つ子がわちゃわちゃしてるのを見るのが好きだった高橋さんは、恐らく視聴者のポジションのキャラですよね。高橋さんという視聴者ポジションから六つ子を描くことで、視聴者から六つ子への感謝を描いた作品だった気がします。この解釈があってるかはわかりませんが、視聴者側からの感謝をテーマに入れ込んでしまうのはある意味斬新なような気がしますね。視聴者への感謝ならありそうですけどね。

 

わかんないことも多い

最後まで見て、なんかスッキリしない感じがしたのも確かでした。深く考えない方がいいと思いますが、とりあえず結局は誰の思い出の世界だったのかが考えてもわかりません。

六つ子が思い出の世界に移ったことは、病気になった高橋さんの引き起こした現象であることは間違いなさそうです。そうすると、高橋さんの思い出の世界と考えるのが自然だけど、そしたら手紙の内容が読めなかったことが矛盾しますよね。色々考えましたがよくわかんないことも結構ある気がしました。

ただ、ここまで真面目に書いてしまいましたが、基本的にはバカアニメなので、頭を空っぽにして楽しめばいいと思います。個人的に好きだったのは、中盤あたりで、高校生の六つ子たちのパーソナリティが判明していくところですね。おそ松以外は今と違うキャラをしていて面白かったですし、逆に全く変わってないおそ松も面白かったです。

 

舞台挨拶について

適当に取ったチケットでしたが、何故か舞台挨拶のライブビューイングがある回で、上映前に舞台挨拶も見ました。6人登壇する回でしたが、改めてみると豪華キャストしかいねえなあって感じでしたね。男性声優に疎い私ですが、知らない人は1人もおらず、誰もが主人公級の声優さんですね。アニメでは六つ子が超大物声優になって女の子を侍らせる回がありましたが、ほんとにそうなんじゃねって気もします。

舞台挨拶の内容もめっちゃ面白かったです。途中、コメントが大喜利のようになっていく流れは面白かったですし、その流れでしっかり締める櫻井さんは流石でしたね。しかし、エヴァとのコラボネタはまだしも、tengaネタは会場の反応からしてわかる人少なそうだなあって感じましたね。

 

なんやかんや書きましたが普通に面白かったので、アニメを見て好きだった人は見に行くべきだと思います。